議会報告 〜 一般質問


平成17年 第4回川崎市議会

・第1回定例議会は、11月28日から12月21日までの日程で開会されました。
 12月20日に一般質問を行いました。以下その内容を報告致します。

1.「ごみ収集車のオルゴール音、即ち川崎市民の歌
   〜好きです かわさき 愛の街〜と企業広告」について
「投票不便地域の解消」について
「鷺沼駅を中心とした周辺の地域拠点整備」について




1.「ごみ収集車のオルゴール音、即ち川崎市民の歌
〜好きです かわさき 愛の街〜と企業広告」について
○飯田
 私は、事前に通告しておきました3点、1点目は「ごみ収集車のオルゴール音、即ち川崎市民の歌〜好きです かわさき 愛の街〜と企業広告」について。2点目は「投票不便地域の解消」について。3点目は「鷺沼駅を中心とした周辺の地域拠点整備」について、市民局長、環境局長、まちづくり局長、選挙管理委員会事務局長、そして、最後、市長に一問一答で質問をして参りたいと思います。
 まず、「ごみ収集車のオルゴール音と企業広告」について伺わせて頂きます。ごみ収集車のごみ収集時に流されるオルゴール調の曲、「川崎市民の歌〜好きです かわさき 愛の街〜」は、市政60周年に合わせて作詞、肥後義子さん、補作、石本美由起さん、作曲、山本直純さんによって作られたと伺っております。
ごみ収集時にパッカー車から流される音楽でありまから、何の曲かは分からないにせよ、市民の皆さんには、ある程度、定着、聞きなれた音楽だと思います。
そこで、伺いたいと思いますが、現在、ごみ収集車以外に「川崎市民の歌〜好きです かわさき 愛の街〜」、この曲が現在、使用されている事例がありましたら市民局長から答弁を頂きたいと思います。また、何時から、どんな理由で収集車にこの曲を使用することになったのか環境局長に伺いたいと思います。

○高阪市民局長
 「川崎市民の歌〜好きです かわさき 愛の街〜」の使用についてのご質問でございますが、この歌は、市民局では、自治功労者表彰式などに使用しているほか、平成18年の成人の日を祝うつどいの会場において流す予定でございます。
 また、小学校の副読本「かわさき」に掲載されていることから、音楽の授業等で歌われたり、小学校連合運動会のダンスの曲としても利用されております。
 なお、市内のコーラスグループにより、歌い続けられているほか、本年7月には、宮前ウインドオーケストラによる吹奏楽用にアレンジした曲が演奏されるなど、広く市民に親しまれております。

○石井環境局長
 ごみ収集時のオルゴール音の使用の経過についてのご質問でございますが、ごみ収集時のオルゴール音の使用につきましては、昭和36年に容器による毎日収集を開始した際に、ごみ収集作業をお知らせし、作業終了後は速やかに容器を片づけていただくため、始めたところでございますが、昭和60年に、市政60周年を記念して作られた「川崎市民の歌〜好きです かわさき 愛の街〜」を市民に広く知って頂き、親しんでもらうため、変更し現在に至っているところでございます。

○飯田
 昨日ですね、私が独自でホームページ、携帯のメール、電話、そして直接面談して、サンプル数は200でありますけれども「ごみ収集車から流れる音楽について」という緊急アンケートをですね、昨日、1日で取らせて頂きました。サンプルは200です。「このごみ収集車から流される音楽を聞いたことがありますか」と、このように尋ねたら「ある」と回答された方が175人(87.5%)、「ない」と回答された方が25人(12.5%)、そして、ここで「(聞いたことが)ある」と回答された方に「音楽が何の曲か知っていますか」と尋ねたところ「知っている」と回答された方が49人(28%)、「知らない」と答えた方が112人(64%)、「音としてしかとらえていない」と答えた人が14人(8%)。ですからこの曲が、如何に「知らない」かという事がよく分かると思います。半数以上の64%が「この曲が何の曲か知らない」と言っていますので、殆どの方が曲のことを知らない。「知っている」という49人の方に「これは何の曲ですか」と尋ねましたら、「川崎市歌」と、このようにおっしゃった方が、49人中、23人(46.9%)、そして、「川崎市民の歌」と答えて頂いた方が26人(53%)、約半々の比率になっているという事が分かりました。「この曲のタイトルを知っていらっしゃいますか」と、このように尋ねましたら、「好きです かわさき 愛の街」と正解、答えられた方が18人(36.7%)、「タイトルは分からない」「好きです・・・」とか「川崎・・・」とか「愛の街・・・」とか、そこらへんを答えた方が、31人(63.2%)。ですから、この曲がですね、川崎市民の歌〜好きです かわさき 愛の街〜と回答された方が、合計で18人、200人のサンプルですから9%しかいらっしゃらない。という現状でありました。また、これは番外編でありますけど、「わからない」と回答された方に「この曲が何の曲ですか」って聞きましたら「ごみ収集の歌」「清掃局の曲」「ごみ収集が来た!って曲」「チャッキーロックの曲」チャッキーロックっていうのはよくわからないんですけど・・・、このように回答されたんですね。
 これは、昭和60年に、当時の清掃局が、この曲を市民局広報課から「ごみ収集時に使用してほしい」と依頼されて使用が始まったと聞いています。そこで、既に20年が経過しています。「川崎市民の歌〜好きです かわさき 愛の街〜」ではありますが、今ではこの曲が"川崎市民の歌"でありながら"川崎市ごみ収集の歌"というイメージになってしまっているのではないかと思います。「音楽のまち かわさき」として、「川崎市民の歌」の使用ではなくて、環境局として、ごみ収集車に使用される曲をですね、市民から公募するなどの考えはないのか。「街の美化イメージ」に繋がる曲に変えることについて、検討しては如何かな?と、思うのですが環境局長、答弁をお願いします。

○石井環境局長
 曲を変更することについてのご質問でございますが、「川崎市民の歌〜好きです かわさき 愛の街〜」につきましては、この曲にあわせてごみを出される方もあり、ごみ収集の曲としても大変、馴染まれているところでございます。
 一方で、既に20年を経過していることや、ポリ袋による排出が増えたこともあり、収集作業の終了をお知らせすることで始まった音楽放送の意味が少し変化してきておりますし、また、音を迷惑とするご意見もございます。
 ごみ収集時の曲の変更等につきましては、そうした状況を総合的にふまえると共に、ごみ減量推進市民会議のご意見などを聴きながら、検討を進めていくことが必要と考えております。

○飯田
 今、局長からもですね、「ごみ収集の曲としても馴染まれている」と答弁を頂きました。アンケート結果でも、残念ながら「川崎市民の歌」と市民は思っていない。思っている人は少ない。一層のこと、例えば、「地球環境の歌」とか、そういう曲を広く公募しては如何かな?と思います。
「ごみ減量推進市民会議」がおこなわれるということでありますので、是非、検討してみて頂ければと思います。
同じく、ごみ収集関連でありますけれども、ごみ収集車から放送される広報については、幾つかあると聞いております。私の記憶では、各種選挙における期日前投票を含めた、投票日のお知らせや市民に投票を促す周知などがあったと記憶しています。その他に収集時に広報、告知などされている事例がありましたら伺いたいと思います。

○石井環境局長
 ごみ収集車による広報・告知についてのご質問でございますが、音楽と共に広報・告知をおこなった事例につきましては、年末年始の収集日程や収集方法の変更などのごみ収集に関する事柄、国勢調査や市からのお知らせなどの公報をおこなってきたところでございます。

○飯田
 本市の収入に有益だと考えられる取組みとして、ごみ収集の停車時に企業等から広告を募集して広報宣伝をする、互いにメリットのある経営的発想がこれから、行政のあり方として必要ではないかと私は考えます。本事業の努力姿勢を市民の皆さんに理解して頂く意味と本市の収入の一助となる経営的考がえを、環境局として持っておられるのか、また、企業広告の導入の考えはないのか伺いたいと思います。

○石井環境局長
 企業広告についてのご質問でございますが、現在の音楽につきましても、市民の方からの音が大きいなどの苦情もございますので、音を止めたり、音量を絞っている地域もございます。
 また、川崎市公害防止等生活環境の保全に関する条例に営利目的の宣伝放送を禁止する区域及び音量の規制もありますことから、企業広告放送につきましては、現実的にはかなりの規制があろうかと考えております。
 いずれにいたしましても、広告収入等により市収入を増やすことは重要なことと認識しておりますので、今後とも様々な角度から検討して参りたいと考えております。

○飯田
 私はですね。それぞれの事業に関しても、経営的発想や感覚というものは、とっても大切だと思います。予算が組まれたら着々と消化をしていくという体質ではなくて、このご時世、如何にそれぞれの努力によって当初予算から減に転じれるか、その為には経営的発想が必要だと思っています。
「様々な角度から」ということですので、どのような検討結果が出されるのか期待をして見守っておきたいと思います。

2.「投票不便地域」について
○飯田
 次の質問に移らせて頂きます。「投票不便地域」について伺って参りたいと思います。去る9月11日には衆議院議員選挙が執行されて、続いて10月23日には市長選挙、宮前区の市議会議員の補欠選挙、そして、参議院議員の補欠選挙が同時に執行されたところであります。
 今回、執行された川崎市長選挙をはじめ、2つの補欠選挙は、国政選挙と比較するのもどうかと思いますけれども、敢えて申し上げれば、先の衆議院議員選挙と投票率が余りにもかけ離れていたと言わざる得ない。そこで、過去の選挙における川崎市内の投票率について、選挙管理委員会事務局長に伺いたいと思います。

○竹生選挙管理委員会事務局長
 投票率についてのご質問でございますが、市長選挙における投票率を例にあげて申し上げますと、統一地方選挙から離脱して初めての第12回平成元年11月19日執行の選挙では、48.03%、第13回平成5年10月24日執行の選挙では、29.29%、第14回平成9年10月26日執行の選挙では、35.82%、第15回平成13年10月21日執行の選挙では、36.76%、そして、今回が36.32%という結果でございました。
 なお、第11回昭和62年4月12日執行の市長選挙までは、統一地方選挙の一環と致しまして、市議会議員選挙などと同時に執行されていたこともございまして、50%代後半から80%代に至る投票率であったこともございました。

○飯田
 過去、市長選挙、市議会議員選挙が同時執行されていた時は、50%から80%の投票率を有していた。先日、執行された国政選挙においては、国を左右することやマスコミ報道の効果もあって、国民の皆様は非常に高い関心を示されました。一方、地方の首長選挙や地方議会議員選挙は、市民に大変身近な選挙でありますけど、残念ながら投票率は低いのが現状であります。
 国政選挙と地方首長選挙及び地方議会議員選挙の投票率に影響を与える要因をどのようにですね、選挙管理委員会として分析されておられるのか、分析されていましたらお願いします。

○竹生選挙管理委員会事務局長
 投票率に影響を与える要因についてのご質問でございますが、これまで指摘されております投票率に影響を与えるとされる要因につきましては、争点の明確さや候補者の数、投票日当日の天候などがあげられておりますが、マスコミによる選挙報道の多さ、選挙の期日と統一することにより、有権者の関心を高めることも投票率に影響を与える要因となるものと指摘されております。
 なお、本年9月11日に執行されました衆議院議員総選挙につきましては、これまでになく投票率が高かったわけでございますが、この要因につきましては、極めて争点が明確であったとの分析がなされているところでございます。

○飯田
 私も、そのとおりだと思います。今回の市長選挙におきまして、投票所に関する意見、要望が私のところに寄せられております。投票所に行くのに「バスを乗り継いで、交通費をかけて行かなければならなかった。」また、ご高齢者は「歩いて投票所に行くのは大変きついので、次の選挙では投票所を近い場所に設置してほしい。」という内容であります。
 投票所を近い場所に設けて、有権者の皆様が投票に行きやすくすることは、投票率向上に向けた第一歩と考えられると思います。
 そこで、選挙管理委員会事務局長に三度お伺いしますが、本市の投票区設置の経過と分割、増設等の基準をお示しいただいて、投票区の分割、増設等の手続きはどのようにされておられるのか。更に、平成19年4月に想定される統一地方選挙に向けて投票区の増設等により、有権者の皆様の投票環境の向上を図る措置について、お考えを伺いたいと思います。

○竹生選挙管理員会事務局長
 本市投票区の増設等についてのご質問でございますが、初めに、現在設置されております投票区の設置経過でございますが、昭和25年に公職選挙法が制定されて以来、関係町内会・自治会等のご理解とご協力をいただき、現在、各区の選挙管理委員会におきまして18から29の投票区を設置し、市全体では160の投票区を設置いたしております。
 次に、投票区の分割、増設等に係る基準でございますが、まず1つは、有権者数が概ね7,000人以上の投票区、2つには、選挙人の住居から投票所まで概ね2キロメートル以上の区域、3つには、丘陵などの地形、幹線道路、鉄道等により、事実上遠距離であったり、通行に危険や大変さを伴うような区域、4つに、投票所までバスなどの交通機関の利用を必要とする区域、5つに、町内会、自治会等から分割、増設を強く要望を頂いている場合などを分割、増設の基準としているところでございます。
 しかしながら、これらの基準に該当する場合でも、当該区域内に統一地方選挙や万が一、衆参同時選挙となった場合などを想定して、3つないし5つの選挙の投票を同時に執行できるような広さを有する学校等の施設がない場合につきましては、結果として分割、増設が困難ということもございます。
 次に、投票区の分割、増設等の手続きでございますが、関係地域の有権者の皆様の利便性を考慮いたしまして、市と区の選挙管理委員会において協議し、併せて町内会・自治会等からご意見をいただきながら、ご理解・ご協力を得て投票区域の再編成等の措置をとらせて頂いているところでございます。
 選挙管理委員会といたしましても只今、申し上げました基準等を斟酌しながら、統一地方選挙に向けて積極的に投票区の見直しを行うよう各区の選挙管理委員会に指示し、有権者の皆様の投票環境の向上を図って参りたいと存じます。

○飯田
 私に寄せられた意見、要望なんですが、足を怪我されている主婦の方で「投票に行ったけれども、投票所まで行くのにバスを乗り継いで行きました。片道バス2台、往復4台、時間も掛かるけれど、バス代も掛かる。片道400円、往復800円掛けて投票に行かなければならないのは、大変不便です。」と、こういう意見でございました。投票所の増設については、様々な諸条件があると思いますので、どうか投票環境の整備につきましては、これは意見、要望にさせて頂きたいと思いますので、どうか宜しくお願い致します。

3.鷺沼駅を中心とした周辺の地域拠点整備について

○飯田
 次に、鷺沼駅を中心とした周辺の地域拠点整備について伺いたいと思います。鷺沼の歴史を少し紐解くと、鷺沼駅周辺は、東急電鉄が主導した有馬第1地区69ヘクタールの区画整理事業で誕生した町で、開発前は農地と山林からなる丘陵地帯であったと地元の名士からも伺いました。 
東急電鉄が田園都市線として、溝口から長津田間を延伸した昭和41年に町区域が生まれて、田園都市線の開通と同時に「太陽と緑が豊かな多摩田園都市」というキャッチフレーズで分譲建売住宅の売り出しが始まっています。
この鷺沼駅周辺、新総合計画でも位置付けされている「鷺沼駅周辺まちづくり調査事業」、そして、実行計画として「鷺沼駅周辺交通環境等の調査・検討」が今年度から実施される計画となっています。この調査、検討の進捗状況と調査対象範囲を、まちづくり局長に伺っておきたいと思います。

○寒河江まちづくり局長
 鷺沼駅を中心とした周辺の地域拠点整備についてのご質問でございますが、まず、「鷺沼駅周辺まちづくり調査事業」につきましては、現在、駅周辺の交通環境等の調査・検討をおこなうため、駅前広場の所有者である東京急行電鉄株式会社と、地区における課題整理をするための意見交換を始めたところでございます。なお、調査対象範囲といたしましては、駅前広場を中心として500メートル程度の範囲を基本に、今後、検討の進捗にあわせて定めてまいりたいと考えております。

○飯田
 東急田園都市線は、踏み切りが無いことで名高い評価をされている鉄道路線であります。また、沿線の人口増加が予想以上に肥大したことから駅周辺の整備については、遅きに失して現在においては整備計画がなかなか進められないとも仄聞しております。
 特に駅前のロータリーは、東急バス、市バス、タクシー、一般車両とが混在して、ロータリーに入れないバスも原因になって、朝晩の慢性的な交通渋滞になっています。そこで、東急田園都市線沿線で昭和53年当時、沿線最大規模の大型店舗だった現在の「さぎ沼とうきゅう」、道路を挟んで店舗の反対側に駐車場があります。この駐車場を活用した交通広場としての整備計画について伺っておきたいと思います。また、交通渋滞の解消策に向けた交通環境の向上をどのように考えているのか、そして、東急電鉄、東急バス、交通事業管理者との協議内容について具体的に、詳しく明らかにして頂きたいと思います。

○寒河江まちづくり局長
 鷺沼駅前の交通環境の改善についてのご質問でございますが、駅前駐車場の所有者は東京急行電鉄株式会社と伺っておりますので、駐車場を含めた交通広場の再編の実現可能性も見極めながら、引き続き、調査・検討を進め、周辺交通環境の課題に対する改善方策等について、東急電鉄をはじめとする交通事業者及び関係管理者との協議を進めて参りたいと考えております。

○飯田
 協議内容を具体的に伺いたかったんですが、協議そのものが、まだ実は始まっていないというスローペースな現状と聞いております、慢性的な朝の渋滞はですね。仕事先へ急ぐ方々には、この上ない不愉快感だと私は思いますし、苦情を頂いたりします。是非、ピッチを上げて東急電鉄側との協議を進行させて頂きたいと思います。
そして、先程、答弁も頂きましたように、鷺沼駅を中心に半径500メートルを円で囲みますと、商業地域、近隣商業地域、準工業地域、第2種住居地域、第2種中高層住居専用地域、第一種低層住居専用地域と幾つかの用途地域が指定されています。鷺沼駅は、東急田園都市線沿線では比較的、乗降客が多いことからも商業地域としての位置付けは重要だと私自身も認識いたしております。
 しかし、半径500メートルという小さなエリアに第一種低層住居専用地域があることは「太陽と緑が豊かな多摩田園都市」と謳って建売住宅が販売された経過からも大変住環境良好な市街地形成のもとで安心、安全の生活を求めて住民の皆さんはこの地に暮らしている訳です。
 そこで、半径500メートル以内に含まれ、第一種低層住居専用地域に指定されている日本精工株式会社の運動場について伺いたいと思いますが、この運動場の今後の活用についての現況確認も含めてですね、何かしらの問い合わせ等が、これまでにあったのか、また、行政としてどのようにこの運動場を認識しているのか伺いたいと思います。

○寒河江まちづくり局長
 運動場の活用についてのご質問でございますが、当該運動場の用途地域等についての問い合わせにつきましては、インターネット等での情報提供もおこなっていることから、全ては確認ができませんが、窓口においての問い合わせはございません。
 また、当地区は、都市計画で用途地域が第一種低層住居専用地域に指定されており、低層の住宅に係る良好な住環境を保護すべき地区でございますが、当該運動場については、戸建て住宅が並ぶ郊外型住宅地内に残された貴重な空閑地であると認識しております。

○飯田
 この運動場はですね、先程も申し上げましたように第一種低層住居専用地域でありますので、高さ10メートル以下、建ぺい率50%、容積率80%であります。住環境良好な市街地形成のもとで安心、安全を求めて住民の方々は暮らしておりますので、どうか、事業におかれましてもですね、是非、その認識を今後も持ち続けて頂きたいと思います。
 また、この住環境良好な市街地形成を守る観点からも、行政としての考え、また、既存のままで、この日本精工株式会社のグラウンドが既存のままで残るような市の事業としての位置づけができないものか伺いたいと思います。

○寒河江まちづくり局長
 良好な市街地形成についてのご質問でございますが、当地区におきましては、都市開発事業等に関する市の事業は、現在のところ、予定はございません。
 なお、今後、「鷺沼駅周辺まちづくり調査事業」において、交通広場など駅周辺の交通環境向上に向けた検討を引き続き進めるとともに、民間事業等の機会をとえながら、良好な市街地の形成を誘導して参りたいと考えております。

○飯田
 最後に市長に伺いますが、この日本精工の運動場は、現在、野球・テニス・少年サッカーなどができるほどの広さを有する土地でございます。宮前区には、野球場はもとより屋外スポーツの環境は不十分すぎるくらい不十分であります。スポーツが盛んな地域だけに関係者をはじめ、多くの方々がスポーツ環境の整備に期待をしております。
 鷺沼駅を中心とした周辺の地域拠点整備の一環として、市長にスポーツ環境の整備についてのお考えを持って頂きたいと思いますが、答弁をお願いしたいと思います。

○阿部市長
 スポーツ環境の整備についてのお尋ねでございますが、鷺沼周辺地域は、良好な生活拠点と住宅市街地が形成されておりますので、これらの資源を活かしながら、さまざまな機会を通して、より良いまちづくりに取り組んでいくことが必要であります。
 スポーツ環境の整備につきましても、宮前区では、平成18年度に宮前スポーツセンター、鷺沼フットサル施設がオープンいたしますが、これらの施設を有効活用するとともに、市民がスポーツに親しむ機会を拡大するためには、企業内スポーツ施設の利活用など、多様なスポーツ活動の場の確保に取り組んでいくことが重要でございます。
 ご指摘の日本精工の運動場につきましては、現在の会社の利用状況や今後の管理運営の方針などを調査し、対応して参りたいと考えております。

○飯田
 市長、どうも有り難うございました。屋内スポーツのですね、施設に関しましては、来年、宮前スポーツセンターが完成する予定でありますので、屋内スポーツをやられる方には、大変有り難く思われていると思います。しかし、私は小さい頃から野球をずっと、やってきましたので、屋外スポーツに関してはですね、川崎市内、多摩川に隣接している区の方々は河川敷を使われたり、スポーツは非常に良い環境にあると思うんですね。多摩川に面していない麻生区の方々は、少年野球で言えば片平球場や虹ヶ丘球場、ちゃんと両翼が70メートル取れたフェンスで囲まれたグラウンドがしっかりと整備されている。しかし、宮前区はですね、市長さん、野球場という野球場は無いんですね。サッカーだってできない。非常に宮前区だけ屋外スポーツに関しては孤立した地域であります。その分だけ、スポーツをやられている方、指導されている方々を含めまして、期待をしているところであります。どうか、音楽のまちづくりも、私は結構だと思いますが、一方で、一方で、「スポーツのまち」でもあるかと思いますので、どうか市長さんにはその辺、認識して頂きまして、スポーツ環境整備につきまして、是非、今後も力をお貸し頂きたいと思います。これで、私の質問を終わります。
(所要:29分53秒)