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| 議会報告 〜 一般質問 |
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○飯田 議長。
○議長 20番、飯田満議員。
○飯田
それでは、通告しておきました項目2点、順番はそのままにして、後ろ(席)の方からは、大変プレッシャーを掛けられていますので、少しテンポアップをして一問一答で、市長をはじめ、関係局長に質問をしてまいりたいと思います。
まず、「市営バス事業等」についてですが、今年、2008年、年明け早々ですね、米国の原油先物相場は、過去最高の1バレル=100ドルを突破しまして、前年の約倍という高水準になった事は、まだ記憶に新しいところであります。
その数字が物語っているように、わが国、日本においても大きな影響を及ぼしていることは言うまでもありません。特にガソリン、全国平均小売価格は1リットル170円台前半、原油の高騰は止まることを知らない状況であります。
そして、市民の足として欠かすことのできないのが、市営バスの存在です。軽油を原料として走る市営バスにも、その影響は諸に直撃しているのと思います。市営バス事業における軽油の高騰について、その影響と今後の見通しも含めて交通局長に伺います。
○菅原交通局長
市バスにおける軽油の高騰の影響についてのご質問でござますが、軽油価格は昨年来、上昇を続けておりますことから、平成20年度予算におきましては、一定の価格上昇を見込みまして、所要額を計上したところでございます。
しかしながら、価格高騰により、第1四半期の調達価格が予算額を若干額上回っておりますことから、アイドリングストップ・エコドライブの徹底による燃費の向上や一般経費の節減等、コスト削減に向けた一層の経費節減に努めているところでございます。
今後におきましても、さらに軽油の高騰が続くような場合は、内部努力による経費の抑制も困難になることが見込まれますことから、燃料費にかかる補正予算の編成について検討する状況になるものと考えております。
いずれにいたしましても、軽油等の石油価格は国際商品市況をはじめとする内外の様々な要因を受けますことから、今後も軽油価格の動向に注視してまいりたいと存じます。
○飯田
原油の高騰による影響で、現在、市場の軽油価格は概ね150円〜154円くらいで相場は推移している状況であります。交通局が契約している業者との軽油契約金額は、1リットル112円60銭、年間軽油の使用料が470万リットルだと事前の調査で分かっていますから、仮に契約金額が10円上がったとしたら、大きな額になってしまうと思います。総合的に考えても、補正予算で済めば、まだ良しというふうにしたいと思いますけれども、地方のように、バス運賃の値上がりもあるのではないかと心配する声も聞かれております。
しかしながら、今、局長の答弁では「アイドリングストップ・エコドライブの徹底による燃費の向上や一般経費の節減、コスト削減に向けた一層の経費削減に努める」という答弁でありますので、逆に削減のし過ぎで安全運転に影響が出てはいけませんので、交通局の経営者である局長には、是非、経営面での上手いハンドル裁きをしていただきたい、ここは要望にさせていただきたいと思います。
次に、市営バスの環境問題に対する取り組みについて伺ってまいりたいと思います。環境問題に積極的な取組みを表明している本市の基本的な考えからして、市バス事業のCO2排出抑制は、重要な課題の一つだと考えますが、具体的な取組み状況を交通局長に伺います。
○菅原交通局長
交通局のCO2抑制への取組みについてのご質問でございますが、市バスは、市内でも有数のバス事業者でございますので、交通局内に「市バスカーボン・チャレンジ推進会議」を設置いたしまして、只今申し上げました軽油高騰対策と関連した燃料使用抑制と相まって、地球温暖化対策に積極的に取り組んでいるところでございまして、主な取組みは4つございます。
まず、「エコドライブの徹底」でございます。交通局では昨年6月に「かわさきエコドライブ宣言事業者登録」を行いまして、乗務員に対しエコドライブ研修を実施し、エコドライブの実践に努めているところでございます。また、各営業所のチーフドライバーを省エネルギー研修に派遣いたしまして、技術を習得させるとともに、その成果を営業所全体で共有するよう努めてまいります。
次に、「アイドリングストップの徹底」でございます。起終点停留所及び信号待ち等でのアイドリングストップを実践いたしまして、燃料消費の抑制に努めているところでございます。
次に、「低公害車両の導入」でございます。今年度は新に、CO2削減効果がより高いハイブリッドバスを2両導入し、その効果を検証してまいります。また、今年度導入予定の残りの39両につきましては、最新の排ガス規制適合車両といたします。
次に、「断熱塗料、断熱フィルムによる省エネ効果の実証実験」でございます。バス車両の屋根部への断熱塗料の塗布や窓ガラスへの断熱フィルムの貼付によりまして、日中の車内温度上昇を防ぎ、冷房効果を高めるとともに、燃料消費を抑制することが期待されますので、今年度は5両のバスで実証実験を行いまして、来年度以降の導入拡大に努めてまいりたいと考えております。
○飯田 地球温暖化防止対策への取組みは、地球規模で考えても大変重要ことだと感じていますし、また実践をして行くべきだと思います。その中で、先般、相模原市がコミュニティーバスに廃食用油など植物油を原料にしたバイオディーゼル燃料のバスを民間交通事業者の協力を得て、4月から導入したと聞きましたので視察してまいりました。
このバイオディーゼル燃料は、軽油の代替燃料として軽油価格が高騰している面で有益であること、また同時に植物油を燃料とした二酸化炭素は、温室効果ガスにはカウントされないことから、有効な地球温暖化防止策であること。
以上の点からも、交通局として、バイオディーゼル燃料で走る車輌の導入に向けた検討をするべきと考えますけれども見解を伺います。
○菅原交通局長
市バスへのバイオ燃料導入についてのご質問でございますがご指摘の相模原市につきましては、使用済食用油から精製されたバイオディーゼル燃料を、民間バス事業者の協力を得て、試験的に導入していると伺っております。
また、公営バスでは、東京都が植物油などのバイオマス燃料を化学処理したバイオディーゼル燃料を試験導入するなど、二酸化炭素の削減に向けた地球温暖化対策を進めている事例もござまいす。
本市におきましても、他都市の先進事例を参考にしながら、バイオ燃料の安定的な供給先の確保などの課題がございますので、関係局と連携しながら検討してまいりたいと考えております。
○飯田
この課題はですね、バイオ燃料の安定的な供給先の確保ということでありますし、相模原市は試験の効果を上げれば、相模原市独自でバイオ燃料の工場を建設するということを言っておりました。また、東京都も積極的に取り組んでいますので、相模原、東京の推移を見守ってもらって、また、川崎市単独というのは難しいのかなと思いますので、例えば、横浜市は環境面では積極的に取り組んでいるようですので、連携を取りながらディーゼル燃料に関しは研究していただければと要望しておきます。
それと、交通局長、最後、もう1点、お伺いしておきたいんですが、川崎フロンターレがフランチャイズとしている等々力陸上競技場については、この後、関係局と議論して行きたいと思っているんですが、先般ですね、私的な話なんですが、プロ野球交流戦を観に、千葉ロッテマリーンズの本拠地、千葉県幕張にある「千葉マリンスタジアム」に行ってきました。
現在の千葉ロッテというのは、川崎球場を本拠地としていた頃のように、観客席でお客さんがガスコンロを持ち込んで「鍋パーティー」をやっていたり、選手がグランドで試合をやっているのに、外野スタンドでは、お客さん同士がキャッチボールをしているような、そういう今の千葉ロッテ球団とは全然違いましてですね、選手の活躍によりまして野球も面白いですし、球場の中のファンサービスも非常に充実しているんです。それと同時にですね、球場の外でも子供さんを連れてこられるお客さんが楽しめるようにいろんなイベントをされているんです。今、こういう千葉ロッテ球団の運営がされているという状況であります。
また、この「マリンスタジアム」に行く際には、最寄りの駅からマリンスタジアムまで民間のバスが出ているんですけれども、この民間のバスはですね、千葉ロッテの試合がある時、臨時便を出す時はですね、千葉ロッテマリーンズのユニフォームを着て、運転手さんがバスの運転をされているんであります。
そこで、交通局長、ご提案なんですけれども、川崎フロンターレがですね、等々力陸上競技場でゲームをおこなう時、武蔵小杉駅から等々力陸上競技場までの間、バスを運行する際に、市営バスの運転手さんに川崎フロンターレのユニフォームを着て運転していただくという、交通局としてのファンサービスができるか、できないかお伺いしたいと思います。
○菅原交通局長
川崎フロンターレのファンサービスについてのご質問でございますが、市バスといたしましても、川崎フロンターレを応援しファンサービスに努めることは重要でございますので、等々力陸上競技場での試合開催日に、シャトルバスの運転手が川崎フロンターレのユニフォームを着て運行することなどにつきましては、共同運航しております民営バス事業者などとの調整、それから、あと、熱狂的なファンの多い浦和レッズ戦をどうするかとか、そこの辺もございますが、早期に実施してまいりたいと存じます。
○飯田
局長、すみません。今、最後のところだけ重要です。最後のところだけ、聞こえなかったので、もう一度、答弁をお願いします。
○菅原交通局長
民営バス事業者などとの調整もございますが、早期に実施をしてまいりたいと存じます。
○飯田 局長、ありがとうございました。「早期に実施してまいりたい」ということでありますので、これ以上、質問はしませんけれども要望をさせていただきたいと思います。
実施時期なんですけれども、「早期に」という局長の答弁なんですが、実は、7月26日(土)等々力陸上競技場でおこなわれます、フロンターレと名古屋グランパスエイトとの市制記念試合が等々力でおこなわれます。この市制記念試合は、結構、力が入っていまして、新聞にも掲載されていましたけれど、ハーフタイムには、西城秀樹さんにお越しいただいてハフタイムショーをおこなうという話を聞いておりますが、この市制記念試合に、一つ節目として、その日に運行を、もし可能であるならばお願いをしたい。これは要望にさせていただきたいと思います。
それと、もう1点なんですけれども、サッカーの試合でありますので、必ず勝ち、負け、引き分けという結果は伴うものであります。アウェイで等々力に来て、負けてしまったチーム、このサポーター、浦和レッズとは言いませんけれども、熱狂的なサポーター、負けたチームのサポーターはですね、やはり興奮しているところもあると思いますので、帰りのバスにフロンターレのユニフィムを着た運転手さんが乗っていて、何か事件が起きたら大変だと思いますので、帰りは普通の制服にしていただいて、行きだけでも川崎フロンターレのユニフォームを着てファンサービスに取り組んでいただいきたいと思います。
それと、事前の資料で頂いているんですけど、フロンターレのユニフォームなんですけれども、5千円余から高いものでは、1万5千円余という高価なものだと資料で頂いていますので、上手く(金額の)協議をしていただきたい。
この議場には、フロンターレ大株主であります某企業の出身議員をいますし、後援会の会長さんもこの議場の中にはいらっしゃいますので、お求め安い価格で、プライスダウンをしてご購入していただければと要望にさせていただきます。
次に、「等々力陸上競技場等」について伺ってまいりたいと思います。いよいよ、明日から北京オリンピックの代表選考会を兼ねた「第92回日本陸上競技選手権大会」が等々力陸上競技場で開催されます。
この等々力陸上競技場ですが、選手権大会やオリンピック後のスーパー陸上を開催するために必要な「第1種陸上競技場」の公認を得るために昨年から大規模改修工事が進められてきております。第一種陸上競技場としたことによる改修コスト、総費用について環境局長、お願いしたいと思います。
○鈴木環境局長
等々力陸上競技場の改修費用についてのご質問でございますが、平成19年度に施行いたしました、県内2番目となります第1種公認陸上競技場としての整備費用といたしましては、トラック及びフィールドの改修、並びに中央グラウンドの補助競技場の改修などを合わせまして、約7億2,000万円でございます。
○飯田
大きな大会が開催された後は、「憧れの選手が使った場所」だとして、将来のオリンピック候補生が、トラックなどを使いたいと希望することも多くなってくると推測させるところだと思います。是非、競技場の一般開放など、現在では、大会使用やJリーグの開催等を除いては、原則として午前9時から午後5時まで一般に利用していただいているといことを聞いておりますので、是非、大きな大会が開催された場所だからこそ、市民の皆さんに積極的な開放をしていただきたい。そして、7億2,000万円の改修費用を掛けたことによる貸し渋りなど無いように、ここは要望とさせていただきたいと思います。
次に、教育長に伺いたいと思います。先程、申し上げましたように、明日から4日間の日程で、選手権大会が始まります。北京五輪又はスーパー陸上終了後、アスリートによるイベント企画や選手が実際に使用したユニフォームやシューズなどの展示、また、メダルを獲得した選手らによる川崎市のイメージアップ戦略などの考えがあったら伺いたいと思います。
同時に、五輪出場を夢見る次世代が、元気の源、そして、活力へと繋がるように、今後、等々力陸上競技場を利用した企画についての考えはないのか伺います。
○木場田教育長
五輪出場を夢見る次世代の活力となる企画についてのご質問でございますが、日本陸上競技選手権大会やスーパー陸上競技大会を契機に、とどろきアリーナをはじめとする市内スポーツセンターや市民ミュージアムなどにおいて、ご提案にありました内容も参考にしながら、トップアスリートの写真や、陸上用具の今と昔、走り高跳びや棒高跳びの世界記録の高さを表示するなどの企画展を開催し、子どもたちの陸上競技への興味や関心を高めていきたいと考えております。
また、大会を観戦し、企画展を観覧した子どもたちが、陸上競技のすばらしさを感じ、継続して陸上競技に取り組めるよう、陸上教室の開催や陸上競技クラブチームの育成支援などを進めていくことにより、陸上競技の普及を図ってまいりたいと考えます。
さらに、等々力陸上競技場及び周辺施設が有効に活用されるよう、財団法人川崎市体育協会・川崎市陸上競技協会やその他関係機関と連携を図り、川崎国際多摩川マラソン大会や陸上競技教室を開くなど、夢の舞台を一人でも多くの方々が利用できる機会を設けながら、次世代を担う子どもたちの陸上競技に対する夢を育んでいきたいと考えております。
○飯田
答弁いただきました。ありがとうございます。是非、こういう選手権大会とか、スーパー陸上といった大きな大会でありますので、川崎でおこなわれるということは重要なことだと思います。陸上をされている学生さんや社会人の方も、きっと、選手権大会やスーパー陸上は観にこられると思いますし、是非、この大会だけで、全てが終ることがないように、陸上競技の発展も含めて、何らかの形で企画イベントも続けながら進めて行っていただきたいと要望とさせていただきます。
次に、等々力陸上競技場の施設命名権(ネーミングライツ)について伺いたいと思います。
この質問は、もう既に6年連続、今回で7回目の質問になるんですけれども、1歩づつ前進というか、半歩づつの前進でして、具体的な導入の可能性について、今日は、伺ってまいりたいと思います。
まず、環境局長ですが、昭和40年に建設が始まった、この等々力陸上競技場の建設から、今回、第一種競技場にするまでの施設改修を含めた、等々力陸上競技場への本市の投資額について明らかにしていただきたいと思います。
○鈴木環境局長
等々力陸上競技場への投資額についてのご質問でございますが、等々力陸上競技場につきましては、昭和40年度からトラック及びスタンド設置工事を約6,000万円でおこないまして、昭和41年に陸上競技場として開設しております。
その後の主な整備といたしまして、昭和57年度に照明塔の新設を約1億3,000万円で、昭和61年度には、メインスタンドの改修を約10億円でおこなっております。
また、平成4年度から4ヵ年をかけまして、Jリーグ対応といたしまして、照明施設、電光表意版、バックスタンドなどの改修を約115億5,000万円でおこないました。
平成13年度には芝生の全面借張替えを約1億3,000万円でおこないまして、平成19年度には第1種公認のための整備を実施いたしまして、現在までの整備費の総額といたしましては、約144億円となっております。
○飯田
次に、等々力緑地内、全体を見回しても、老朽化している施設が多く見受けられます。等々力緑地全体の再編整備における等々力陸上競技場のあり方について、環境局長、お願いします。
○鈴木環境局長
等々力陸上競技場のあり方についてのご質問でございますが、陸上競技場の立地しております等々力緑地につきましては、今年度、専門家や有識者などを含めた委員会を立ち上げ、約3箇年をかけてまして、緑地全体の見直しについて検討を行うこととしておりますので、陸上競技場のあり方につきましても、この中で検討してまいりたいと考えております。
○飯田 これまでも、何度となく質問をさせていただいてまいりましたが、将来的な財政運営を考えた時、等々力陸上競技場を含めた市有財産の有効活用、ネーミングライツ(施設命名権)の手法は大変、有益だと考えます。財政運営の観点からこの手法による導入効果について、財政局長の見解を伺いたいと思います。
○浮揚財政局長 ネーミングライツについてのご質問でございますが、市有財産へのネーミングライツの導入につきましては、民間活力を活用することによる継続的で安定的な自主財源の確保策、維持管理経費などにおける財政負担の軽減策として、財政運営の観点からも、大変有効な施策であると考えています。
また、施設にネーミングライツを導入することによりパートナー企業と市民との協働の取組みによる社会貢献事業の展開など、新たな効果も期待させるものと考えております。
○飯田 前回、このネーミングライツの質問をしたのが、1年前のちょうど、この議会であります。あれから1年が経過しているわけでありますけれども、前の局長、財政局長ですね、秀嶋局長の答弁では、「市有財産につきましても、ネーミングライツの導入が検討できるようね仕組みづくりを進める」と、こう言ういう答弁をいただいております。また、砂田副市長からはですね、「メインスタンドの屋根かけなどに関わるボーリング調査や既存スタンドの構造上の問題把握などの技術的調査を実施し、その調査やJリーグのスケジュールなどを総合的に検討して、できる限り早い時期に導入に関する判断をしたい」と、こういうふうに答弁をいただいているわけであります。
その後、1年も経過しましたが、財政局では、どのような作業を進めてきたのか、具体的な進捗状況を伺いたいと思います。
○浮揚財政局長
ネーミングライツについてのご質問でございますが、等々力陸上競技場をはじめとする市有財産へのネーミングライツの導入については、「新行財政改革プラン」において「市有財産の効率的活用」の主な取り組み事項と位置づけており、また、「市有財産を活用するための基本方針」の重点的活用策としております。
今年度は、財政局内にプロジェクトチームを設置し、パートナー企業に提供できるメリットの整理や導入に向けた関係局区との調整などのほか、ネーミングライツ制度の実施に関する考え方及び市民代表や有識者などで構成する審査会等を定めた要綱の策定準備などを進めているところでございます。
○飯田 それでは市長、お伺いしたいと思いますが、先程、環境局長から答弁がありましたが、等々力陸上競技場の建設から、今回、第1種陸上競技場の公認を受けるための改修費用ですね、昭和40年度からトラック及びスタンド設置工事が約6,000万円、昭和57年度に照明塔の新設を約1億3,000万円、61年度には、メインスタンドの改修として約10億円、Jリーグの対応として照明施設、電光掲示板、バックスタンドの改修で約115億5,000万円、平成13年度には芝生の全面張替えで約1億3,000万円、平成19年度には第1種公認のための整備としまして、約7億2,000万円、合計しますと約144億円。それプラス年間の維持管理コストを含めますと、約200億円くらいがですね、一つのスポーツ施設に長年に渡って税金が投入されているということになるわけであります。
これだけ長年に渡って、スポーツ施設に投資したというのは、他に見当たらないと思います。また、メインスタンドの屋根かけなどをおこなえば、投資的経費が掛かるわけでありまして、横浜市の三ツ沢球技場のように、それらの金額や年間ランニングコスト含めて、ネーミングライツを導入すれば、当然のことながら契約金額も相当な額になることが考えられます。
パートナー企業の選定や契約年数、金額など総合的な判断もさることながら、市長を先頭にしたセールスが重要な鍵になってくると考えられますけど、市長の見解を伺います。
○阿部市長
ネーミングライツについてのお尋ねでございますが、市有財産へのネーミングライツの導入に際しましては、スポンサー企業を川崎のまちづくりを共に担う協働のパートナーとして考えておりますので、財源確保に加え、企業の信頼性、安定性、地域貢献等も評価し、選定してまいりたいと存じます。
また、市民意見も反映できるよう、市民代表や有識者などで構成する審査委員会等を設置するなど、公平性、透明性の確保も図ってまいりたいと思います。
いずれにいたしましても、「BUYかわさき運動の推進」など、川崎のイメージアップに全力をあげておりまして、等々力の緑地及び競技場は「スポーツのまちかわさき」のシンボルでありまして、川崎市民の貴重な共有財産ございますので、そう言った共有財産としての位置づけに相応しいような形でのネーミングライツを導入しなければいけないと思っておりますので、川崎の全体のイメージアップ、市民の共有財産という視点から慎重に考えた上で、ネーミングライツの導入についても視野に入れ、私自身、川崎の価値と魅力の情報を、あらゆる機会を捉えて発信してまいりたいと考えております。
○飯田
先程、環境局長の答弁にもありましたように、等々力緑地全体の再編整備につきましては、局長の答弁では「今年度から約3箇年をかけて検討する」ということありますので、等々力陸上競技場の大規模改修も、その検討課題となれば、改修に向けての設計期間も含め、今後5年程度は大規模改修工事には着手されないものと判断できます。
ついては、その間を契約期間とした等々力陸上競技場ネーミングライツの導入は可能であると判断ができます。等々力陸上競技場のネーミングライツ導入に向けた市長の積極的な見解を伺います。
○阿部市長
ネーミングライツについてのお尋ねでございますけれども、等々力陸上競技場につきましては、明日から「日本陸上競技選手権大会」が開催されるなど、各種メディアで放送される機会も増加しており、「川崎の等々力陸上競技場」という具合に宣伝していただいておりまして、十分に魅力を備えていると認識しております。
ネーミングライツの他都市での導入事例を見ますと、契約期間が3年から5年となっておりますことから、等々力緑地全体の再編整備までの間を契約期間とした、ネーミングライツの導入は可能であると考えております。したがいまして、経済状況や市内外の企業の動向にも注視しながら、早期実現を図ってまいります。
○飯田
市長の答弁では、この「等々力緑地全体の再編整備計画の中における3年から5年、この期間でのネーミングライツ導入は可能である」という答弁でありますので、是非、様々な観点から積極的な導入をこの期間において、検討していただければと思います。
それから財政局長に要望なんですけれど、これまで質問をおこなうにあたりまして、事前のやり取りをしてまいりましたけど、ネーミングライツについての様々、やり取りをしていかなければならないんですが、担当課の中でもう一回、整理をしていただきまして、再度、この施設命名権につきましては、研究を重ねていただいて、様々な局との連携も必要だと思いますので、ネーミングライツの実施に向けて、着々と準備を進めていただきたいと要望いたしまして、私の質問を終ります。 |
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(所要:29分52秒)
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